2025.09.10

キャンピングカー旅のご飯どうする？おすすめ調理法と失敗しないコツ

はじめに
1.キャンピングカー旅でのご飯の基本
2.キャンピングカーご飯のおすすめ調理法
3.旅先で役立つご飯のアイディア
4.ご飯の準備と片付けのコツ
- 4.1食材の選び方と保存テクニック
- 4.2洗い物を減らす工夫と片付けのポイント
5.キャンピングカーご飯でよくある失敗と解決法
6.快適にご飯を楽しむための便利アイテム
7.ご飯と一緒に楽しむキャンピングカー旅の魅力
- 7.1地元食材を使ったご飯で旅がもっと楽しくなる
- 7.2レンタルキャンピングカーなら気軽に体験できる
まとめ

はじめに

キャンピングカーでの旅は、自由な移動と自分らしい時間を楽しめるのが大きな魅力です。
しかし実際に出発を考えたときに多くの人が悩むのが「ご飯はどうするのか」という点ではないでしょうか。キャンピングカーには小さなキッチンが備わっている場合もありますが、限られたスペースでどのように調理をするか、食材はどう準備すればよいか、初めての方にとっては不安も多いものです。

本コラムでは、キャンピングカー旅でのご飯作りの基本から、簡単で失敗しにくい調理法、さらに準備や片付けのコツまでを丁寧に紹介します。これからキャンピングカー旅を計画している方も、すでに経験のある方も、ご飯をもっと快適に楽しむヒントを見つけられるはずです。

1.キャンピングカー旅でのご飯の基本

1.1 キャンピングカーでご飯を作るメリットと楽しさ

キャンピングカーで旅をしていると、「今日はどこでご飯を食べようかな」と考えるのも楽しみのひとつです。

外食も良いですが、自分で作るご飯にはまた別の魅力があります。好きな食材を選んで、その場で調理して食べるだけで、ちょっとしたキャンプ気分が味わえます。道の駅で旬の野菜を買って炒めるだけでも新鮮で美味しいですし、家族と一緒に料理をすれば会話も弾みます。外食とは違い、味付けを自分好みにできるのも大きなメリットです。

1.2自炊派と外食派、それぞれの特徴と違い

キャンピングカー旅のご飯は、大きく分けると「自炊派」と「外食派」に分かれます。

自炊派の良さは、やはりコストを抑えられることと自由度の高さでしょう。たとえばカレーを多めに作って翌日の昼に食べる、なんて使い方もできます。その一方で、調理や片付けの手間がかかるのは避けられません。

外食派はその逆で、片付けの手間がなく、地元の名物を手軽に楽しめるのが魅力です。ただ、費用は少し高めになりやすいですし、営業時間に縛られることもあります。実際の旅では、両方を組み合わせて気分で選ぶのがちょうど良いと感じる人が多いでしょう。

1.3ご飯作りの計画が快適な旅を左右する

意外と大事なのが、ご飯をどうするかの計画です。「朝は簡単に済ませて昼は外食、夜はしっかり調理」といった流れをざっくり決めておくだけで安心感が違います。

食材をすべて持ち込むのか、それとも現地で買い足すのかによっても準備が変わります。何も考えずに出発すると、必要なものが足りなくて困ることも…。だからこそ、ご飯のスタイルをあらかじめイメージしておくことが、キャンピングカー旅を快適に楽しむためのコツといえるでしょう。

2.キャンピングカーご飯のおすすめ調理法

2.1ワンバーナー・カセットコンロで作る簡単料理

キャンピングカー旅でまず頼りになるのが、ワンバーナーやカセットコンロです。

とにかく軽くて設置が簡単。これさえあれば、ご飯を作るハードルがぐっと下がります。ラーメンを煮たり、鍋でスープを温めたり、フライパンひとつで焼きそばを作るのもいいですね。限られたスペースだからこそ、「一品を手早く仕上げる」スタイルがぴったりです。実際にやってみると、ちょっとした料理でも「旅先で食べる特別感」がプラスされて驚くほど美味しく感じます。

2.2ホットサンドメーカーやスキレットでアウトドア感を演出

「少し遊び心を入れたいな」と思ったら、ホットサンドメーカーやスキレットの出番です。

パンにチーズやハムを挟んで焼くだけで、あっという間に熱々のご飯が完成します。朝食だけでなく、小腹がすいたときや夜食にも便利です。スキレットなら、野菜や肉を豪快に焼くだけでも雰囲気が出ます。鉄の厚みで食材にしっかり火が通り、見た目も香ばしく仕上がるので「ちょっとキャンプしてる気分」を味わえるのが魅力です。

2.3電気調理器具を活用した便利なご飯づくり

最近のキャンピングカーには、電源が使えるタイプも増えてきました。

小型の炊飯器を持ち込めば、炊きたてのご飯を楽しめますし、電気ケトルがあればすぐにお湯が使えるのでインスタント食品も便利です。さらにホットプレートや電気鍋を使えば、車内でちょっとしたパーティー気分も味わえます。ただし、電力には限りがあるので「同時に使わない」「時間をずらす」といった工夫は必要です。上手に活用できれば、キャンピングカーご飯の幅は一気に広がります。（※必ず消費電力を確認の上使用してください）

3.旅先で役立つご飯のアイディア

3.1朝ごはんにおすすめ！時短メニュー

キャンピングカー旅の朝は、観光に出かけたり移動の準備をしたりと慌ただしいものです。「できれば簡単に済ませたい」と思う人も多いでしょう。そんなときは、ホットサンドメーカーで作るサンドイッチや、インスタントスープに卵やチーズを足したアレンジが便利です。前日の夜におにぎりを作っておけば、出発前にすぐ食べられて片付けも楽。短時間でエネルギーを補給できるので、気持ちよく一日を始められます。

3.2子どもも喜ぶ昼ごはんレシピ

昼は「すぐに食べたい！」という声が上がりやすい時間帯。

特に子どもがいると、待たせすぎると機嫌が悪くなってしまうこともあります。そこで活躍するのが、焼きそばやホットドッグ。フライパンひとつで作れて、野菜を加えれば栄養もバランスよく取れます。さらにレトルトカレーとパックご飯の組み合わせもおすすめです。温めるだけで食べられるので、短時間で満足感のあるご飯が完成します。実際に試してみると「これだけで十分！」と感じる人も多いはずです。

3.3夜はゆっくり味わうキャンピングカーご飯

一日の締めくくりは、のんびりとした雰囲気の中でご飯を楽しみたいものです。

道の駅や市場で買った新鮮な食材をその場で調理すれば、外食以上の特別感が出ます。魚をシンプルに焼くだけでもごちそうになりますし、地域の野菜を煮込んだスープは体を温めてくれます。夜は静かな時間が流れるので、キャンピングカーの車内で家族や仲間と食卓を囲むと、ただの食事が「旅の思い出」に変わっていくのを感じられるでしょう。

4.ご飯の準備と片付けのコツ

4.1食材の選び方と保存テクニック

キャンピングカー旅で悩みやすいのが食材の扱いです。冷蔵庫が小さいと「買いすぎたかな？」と後悔することもあります。そこで頼りになるのが常温保存できる食材です。缶詰や乾麺、レトルト食品は、思った以上に便利で、あと一品欲しいときに役立ちます。肉や魚を持ち込む場合は、小分けにして冷凍しておくと使いやすいです。

実際にやってみると、必要な分だけ解凍できるので無駄が減ります。野菜はカット済みや冷凍タイプを選ぶと、調理の手間もゴミも少なく済みます。保存容器やジッパーバッグを上手に使うのもおすすめです。

4.2洗い物を減らす工夫と片付けのポイント

ご飯を作ったあとの片付けは、意外と大きな負担です。
キャンピングカーは水の量が限られているので、洗い物を少なくする工夫が欠かせません。たとえば紙皿や紙コップをうまく取り入れたり、ワンプレートで盛り付けたりすると、洗う食器はぐっと減ります。調理器具にはアルミホイルやクッキングシートを敷いておくと汚れがつきにくく、片付けがラクになります。

実際に旅をしていると「ちょっとの工夫がここまで違うのか」と感じる瞬間が多いものです。片付けを後回しにするとスペースが狭くなりがちなので、こまめに片付けておくのが快適さを保つ秘訣です。

5.キャンピングカーご飯でよくある失敗と解決法

5.1食材が傷んでしまうトラブルを防ぐには

夏場のキャンピングカー旅でよくあるのが「買った食材が思ったより早く傷んでしまった」という失敗です。特に肉や乳製品は注意が必要です。

対策としては、まずは日持ちする食材を優先的に選ぶこと。缶詰やレトルトは、いざというときに本当に頼りになります。また、肉や魚は小分けにして冷凍しておくと便利です。保冷剤やクーラーボックスを併用すれば安心感も増します。実際に使ってみると、「あのとき冷凍しておいて良かった」と感じる場面が必ず出てきます。

5.2調理器具やガス切れのトラブル回避法

「ガスが途中でなくなった！」──これも意外とよくあるトラブルです。

キャンピングカーご飯を楽しむなら、カセットボンベの予備は必須です。出発前に残量をチェックしておくと安心ですね。調理器具についても同じです。「持ってきたつもりが入っていなかった」というのはよく聞く話。リストを作って確認してから積み込むと、うっかり忘れが防げます。実際、使うアイテムは多くなくても十分。用途が広い器具を選んだ方がスペースも有効に使えます。

5.3周囲に迷惑をかけないマナー

キャンピングカーでのご飯は自由度が高い反面、マナーを守らないと周囲に迷惑をかけてしまいます。外で調理する場合、煙や匂いが隣の車に流れてトラブルになることもあります。そんなときは、風下で調理する、指定のエリアを利用するなどの配慮が必要です。

また、ゴミの処理も重要なポイント。置きっぱなしにせず、必ず持ち帰るか、ルールに従って処分しましょう。こうした小さな気配りができると、自分たちも気持ちよく食事を楽しめますし、周囲からの印象も良くなります。

キャンピングカーでの旅で利用する方が多いRVパーク等の車中泊施設では必ず事前にルールを確認しましょう。

6.快適にご飯を楽しむための便利アイテム

6.1調理器具セットと収納アイデア

キャンピングカーでご飯を作るとき、「あれがあればもっと楽だったのに」と感じることがよくあります。包丁やまな板といった基本の道具に加え、フライパンや鍋はスタッキングできるタイプを選ぶと便利です。取っ手が外れる鍋なら重ねやすく、収納スペースを有効活用できます。実際に使ってみると、調理も片付けも驚くほどスムーズです。道具をひとまとめにしておける収納ボックスや折りたたみ式のラックがあると、調理中に探し物をする手間も減ります。

6.2冷蔵庫がない場合はクーラーボックスをフル活用

キャンピングカーには冷蔵庫が備わっていないタイプもあります。その場合に頼りになるのが、やはりクーラーボックスです。大きめの保冷剤を複数用意しておけば、一日程度はしっかり冷たさをキープできます。飲み物やデザートをまとめて入れておくと取り出しやすく、庫内も整理しやすいです。さらに旅の途中で氷を買い足せば、長旅でも安心して使えます。ちょっと手間はかかりますが「冷蔵庫がなくても何とかなる」と感じる人は多いものです。ご飯の食材は痛みやすいものから優先的に調理し、保存のきくものと組み合わせることで、快適に食事を楽しめます。

6.3キャンピングカー旅をもっと快適にする小物たち

ちょっとした小物があるかないかで、ご飯の時間の快適さは大きく変わります。折りたたみ式のテーブルやチェアは、外で食事を楽しむときに大活躍。夜ならランタンや小型ライトがあると雰囲気も出ますし、調理もしやすくなります。調味料をミニボトルに移して持ち歩くのもおすすめです。意外とスペースを取らずに済むのに、料理の幅が広がります。「持ってきてよかった」と思える小物を少しずつ揃えていくと、キャンピングカーご飯がどんどん快適になっていきます。

7.ご飯と一緒に楽しむキャンピングカー旅の魅力

7.1地元食材を使ったご飯で旅がもっと楽しくなる

キャンピングカー旅の醍醐味のひとつは、その土地ならではの食材を自分で調理できることです。道の駅で旬の野菜を見つけたり、港町で新鮮な魚を買ったりするのもワクワクする体験ですよね。その場で焼くだけでも立派なご飯になり、「これが旅の味だな」と感じられます。地域ごとの食材を取り入れることで、ただの食事が思い出に変わります。観光と食を一緒に楽しめるのは、キャンピングカー旅ならではの特権といえるでしょう。

7.2レンタルキャンピングカーなら気軽に体験できる

「キャンピングカーでご飯を作ってみたいけれど、設備がないと不安…」という方もいるかもしれません。
L-Camperのレンタルキャンピングカーには冷蔵庫やキッチンは備え付けていませんが、その分シンプルで使いやすく、アウトドアらしいご飯体験が楽しめます。

さらに、クーラーボックスやテーブル、アームチェア、カセットコンロを無料でレンタルできるので、特別な準備をしなくてもすぐにご飯作りが始められます。冷蔵庫がなくても、クーラーボックスを活用すれば十分対応可能ですし、外でテーブルとチェアを広げて食事をすれば、それだけで非日常感が味わえます。週末の小旅行からでも気軽に始められるので、まずはレンタルキャンピングカーで「旅とご飯の新しいスタイル」を体験してみてください。

まとめ

キャンピングカー旅のご飯は、ちょっとした工夫で大きく変わります。朝は手軽にホットサンドやおにぎり、昼は子どもも喜ぶ焼きそばやホットドッグ、夜は地元食材を使ってじっくり味わう──。シーンに合わせてご飯を楽しむことで、旅全体の思い出がより豊かになります。
食材の保存や片付けには小さなコツが欠かせません。クーラーボックスを上手に使ったり、紙皿を取り入れて洗い物を減らしたり。実際にやってみると「この工夫があったから快適だった」と感じることが多いはずです。さらに、周囲に配慮した調理やゴミの管理を心がければ、誰もが気持ちよく過ごせます。
「キャンピングカー旅に行ってみたい！」と思った方には、L-Camperのレンタルサービスがおすすめです。