11月は紅葉や秋の自然を楽しめる、車中泊におすすめの季節です。しかし、日中は過ごしやすくても、夜になると冷え込み、「車中泊は寒いのでは?」と不安に感じる方も多いのではないでしょうか。
目次
11月の車中泊は寒い?防寒対策をすれば快適に楽しめる
11月の車中泊は、地域や標高によっては冬のような寒さになるため、事前の防寒対策が欠かせません。 JAFの車内温度テストでも、エンジン停止後は車内温度が低下し、外気温に近づくことが確認されています。
特に重要なのは、床や窓から伝わる冷気を防ぎ、気温に合った寝具を用意することです。この記事では、11月の車中泊で実践したい防寒対策や、寒い夜も安全に過ごすための注意点を詳しく解説します。
11月の車中泊はどのくらい寒い?気温と車内環境の目安
11月の車中泊では、日中と夜間の気温差に注意が必要です。 昼間は過ごしやすくても、日が沈むと気温が下がり、車内でも寒いと感じることがあります。特に山間部や標高の高い場所では、冬に近い寒さになることもあるため、目的地の気温を把握しておくことが大切です。
11月の最低気温は地域や標高によって異なる
気象庁の観測データによると、2025年11月の東京の平均最低気温は8.9℃でした。また、直近5年間(2021〜2025年)の11月の記録を見ると、東京でも2021年11月28〜30日に最低気温4℃、2023年11月26日に5℃を記録するなど、冷え込みの厳しい日がありました。
これは比較的温暖な都市部の例です。同じ11月でも、山間部や標高の高いキャンプ場ではさらに気温が下がり、氷点下になる可能性もあります。
そのため、11月に車中泊を計画するときは、昼間の最高気温だけでなく、宿泊する場所の夜間から早朝にかけての最低気温を確認しましょう。
車中泊で寒いと感じるのはなぜ?車内温度が下がる仕組み
車の中にいれば外より暖かいと思うかもしれません。しかし、エンジンを停止すると暖房による加熱がなくなり、車内の熱は窓や車体などを通じて外へ逃げていきます。
JAFが2月の長野県で実施した車内温度テストでは、暖房で25℃に温めた車内が、エンジン停止から1時間後には15℃以上低下しました。さらに、3時間後には氷点下となり、テスト終了時には-7℃まで下がっています。
この実験は厳冬期の寒冷地で行われたものですが、車内も外気温の影響を受け、時間の経過とともに冷えていくことがわかります。
出典:JAF「厳冬期の自動車の室内はどのくらい温度が低くなりますか?」
11月の車中泊でも、夜間の冷え込みを考慮せずに眠ると、寒さで何度も目が覚めてしまう可能性があります。快適な睡眠のためには、車内の暖かさに頼るのではなく、寝具や断熱アイテムで体温を保つことが重要です。
11月の車中泊で実践したい防寒対策5選
11月の車中泊で快適に眠るためには、冷気を遮ることと、体の暖かさを保つことが大切です。特に夜間から早朝にかけては車内が冷え込みやすいため、寝具や断熱アイテムを上手に組み合わせましょう。
ここでは、寒い時期の車中泊に取り入れたい5つの防寒対策を紹介します。
①断熱マットを敷いて床からの冷えを防ぐ
車中泊で寒いと感じる原因の一つが、床面から伝わる冷気です。厚手の寝袋や毛布を用意しても、体の下に十分な断熱性がなければ、背中や腰が冷えてしまうことがあります。
そこで役立つのが、キャンプ用の断熱マットや車中泊用マットです。床と体の間に断熱層を設けることで、冷えを軽減できます。
マットを選ぶ際は、厚みだけでなく断熱性能も確認しましょう。また、車内の段差や凹凸を減らせるものなら、寝心地の改善にもつながります。
特に11月の車中泊では、寝袋の暖かさだけでなく、体の下からの冷えを防ぐことを意識してみてください。
②寝袋や毛布を組み合わせて保温性を高める
11月の車中泊では、普段使っている薄手の布団だけでは寒い場合があります。快適に眠るためには、宿泊先の気温に合った寝具を選ぶことが重要です。
寝袋を選ぶときは、製品に表示されている「快適使用温度」を確認しましょう。これは、一定の条件下で快適に眠れる温度の目安です。ただし、寒さの感じ方には個人差があるため、予想最低気温よりも余裕のある保温性能を持つ寝袋を選ぶと安心です。
また、寝袋の上に毛布を重ねたり、ブランケットを用意したりするのもおすすめです。足元が冷えやすい方は、足先まで覆える寝具を選ぶとよいでしょう。
③窓にシェードを取り付けて冷気を遮る
車の窓ガラスは外気の影響を受けやすく、寒い夜には窓付近から冷たさが伝わってきます。
その対策としておすすめなのが、断熱性のあるウィンドウシェードです。窓を覆うことで室内から熱が逃げるのを抑え、冷気による不快感を軽減できます。
特に車種専用のシェードは、窓の形状に合わせて隙間なく取り付けやすいのがメリットです。一方、一般的な薄手のサンシェードは遮光が主な目的の商品もあるため、購入する際は断熱性能を確認しましょう。
また、シェードには外からの視線を遮る役割もあります。寒さ対策とプライバシー対策を同時にできるため、車中泊で用意しておきたいアイテムの一つです。
④重ね着や防寒小物で体を冷やさない
11月の車中泊では、寝具だけでなく服装にも工夫が必要です。寒いからといって厚着をしすぎると、寝苦しくなったり、汗をかいて体が冷えたりすることがあります。
おすすめなのは、吸湿速乾性のあるインナーに、フリースなどの保温性の高い衣類を重ねる方法です。気温に合わせて脱ぎ着できるため、車内でも体温を調整しやすくなります。
さらに、足元や首元など冷えを感じやすい部分には、次のような防寒小物が役立ちます。
- 厚手の靴下
- ネックウォーマー
- ニット帽
- フリース素材のルームウェア
ただし、締め付けの強い衣類は睡眠の妨げになることもあります。体を暖かく保ちながら、リラックスして眠れる服装を選びましょう。
⑤就寝前に寝具を温めておく
車内が冷え込む11月は、寝袋や布団に入った直後の冷たさが気になることもあります。そんなときは、就寝前に寝具を温めておくと、眠りにつきやすくなります。
電源設備のあるキャンプ場や、適切な容量のポータブル電源を利用できる場合は、電気毛布も選択肢の一つです。ただし、使用する際は製品の消費電力や電源との適合性を確認しましょう。
また、湯たんぽで寝具を温める方法もあります。ただし、電気毛布や湯たんぽには低温やけどの危険があるため、使用方法には注意が必要です。
製品評価技術基盤機構(NITE)によると、電気毛布は就寝前に寝具を温め、就寝時にはスイッチを切ることが推奨されています。湯たんぽも、寝具が温まったら取り出し、就寝中は使用しないようにしましょう。
11月の車中泊では、暖房器具だけに頼らず、断熱マットや寝袋と組み合わせて寒さに備えることが大切です。 また、予想以上に寒い場合は無理をせず、安全に過ごせる場所へ移動することも考えましょう。
寒い時期の車中泊で気をつけたい4つの注意点
11月の車中泊では、防寒対策だけでなく、安全に過ごすための準備も欠かせません。寒さをしのごうとして誤った方法で暖房器具を使用したり、天候の変化を見落としたりすると、思わぬ事故につながる可能性があります。
ここでは、寒い時期の車中泊で特に注意したい4つのポイントを紹介します。
①エンジンをかけたまま眠らない
車中泊で寒いと感じても、暖房を使うためにエンジンをかけたまま眠ることは避けましょう。
特に積雪のある場所では、雪によってマフラーの排気口がふさがれると、排気ガスが車内に入り込み、一酸化炭素中毒を引き起こす危険性があります。
JAFの実験では、雪でマフラー周辺をふさいだ状態でエンジンをかけると、車内の一酸化炭素濃度が短時間で危険なレベルまで上昇することが確認されています。
また、車内でカセットコンロや燃焼式の暖房器具を使用することも、一酸化炭素中毒や火災の危険があるため避けてください。
就寝時はエンジンを停止し、寝袋や断熱マットなどを使って暖かさを保つことが基本です。
出典:JAF「雪で埋まった場合の一酸化炭素中毒の危険性とは?」
②結露を放置せず、適切に換気する
11月の車中泊では、車内と外気の温度差によって窓ガラスに結露が発生しやすくなります。
結露は、呼吸などで生じた水蒸気が冷たい窓ガラスに触れることで発生します。放置すると窓まわりや寝具が濡れ、カビや不快なにおいの原因になることもあります。
結露を軽減するためには、外気を適度に取り入れ、車内に湿気をため込まないことが大切です。
安全や防犯に配慮しながら換気できる設備を利用し、窓に付着した水滴はタオルなどで拭き取りましょう。また、濡れた衣類やタオルを車内に長時間放置しないことも効果的です。
③寒さだけでなく天候や路面状況も確認する
11月は秋から冬へ移り変わる時期です。特に山間部や標高の高い地域では、予想以上に気温が下がり、雪や路面凍結が発生することもあります。
車中泊に出かける際は、目的地の天気だけでなく、現地までの道路状況や積雪・凍結の可能性も確認しておきましょう。
気温が氷点下になる可能性がある場所では、冬用タイヤなどの装備が必要になる場合もあります。積雪や路面凍結への備えが十分でない場合は、無理に出かけず、行き先や日程を変更することも大切です。
また、天候が急変した場合に備えて、近くの宿泊施設や安全に避難できる場所を確認しておくと安心です。
④車中泊が認められている場所を選ぶ
車中泊は、どこでも自由にできるわけではありません。駐車場によっては宿泊目的の利用が禁止されているため、事前の確認が必要です。
例えば、国土交通省によると、道の駅では運転途中の休憩や仮眠は認められていますが、駐車場などの公共スペースを宿泊目的で利用することは基本的に遠慮するよう案内されています。
11月の車中泊では、キャンプ場やRVパークなど、車中泊が認められている施設を利用するのがおすすめです。
特に寒い時期は、次のような設備を確認しておくと安心です。
- 24時間利用できるトイレ
- 外部電源の利用可否
- 夜間に利用できる管理施設や連絡先
- 近隣の入浴施設や宿泊施設
初心者や寒さが心配な方は、設備が整った場所を選ぶことで、より安心して車中泊を楽しめます。
11月の車中泊をもっと快適にする準備のコツ
11月の車中泊を楽しむためには、防寒グッズをそろえるだけでなく、出発前の準備や宿泊場所の選び方も重要です。特に車中泊が初めての方は、無理のない計画を立てることで、寒さによる不安やトラブルを減らせます。
出発前に最低気温と持ち物をチェックする
11月に車中泊へ出かける際は、目的地の天気予報を確認し、予想最低気温に合わせて持ち物を準備しましょう。
日中の気温だけを参考にすると、夜間の寒さに対応できない可能性があります。宿泊当日の最低気温に加え、風の強さや雨の予報も確認しておくことが大切です。
また、出発前には次のような持ち物をチェックしておきましょう。
- 気温に合った寝袋や毛布
- 断熱マットやウィンドウシェード
- 防寒着や厚手の靴下
- 懐中電灯やモバイルバッテリー
- 飲み物や簡単に食べられる非常食
寒い夜に備えて、予備の毛布や防寒着を用意しておくと安心です。また、初めて使用する寝具や電源機器は、自宅で使い方を確認しておくことをおすすめします。
初めてなら設備の整ったキャンプ場を選ぶ
11月の車中泊が初めての方は、トイレや電源設備が整ったキャンプ場を選ぶのがおすすめです。
外部電源を利用できる施設なら、対応する電気毛布などを使用しやすくなります。また、管理人が常駐しているキャンプ場であれば、困ったときに相談できるのもメリットです。
宿泊場所を選ぶ際は、標高や周辺の環境にも注目しましょう。山間部は冷え込みが厳しくなることがあるため、寒さが心配な方は、比較的温暖な平地のキャンプ場から始めるのも一つの方法です。
最初から寒さの厳しい場所に挑戦する必要はありません。 自分の経験や装備に合った場所を選び、秋ならではの景色や車中泊の楽しさを満喫しましょう。
11月の車中泊でよくある質問
車中泊を11月に計画する際に、初心者の方が疑問に感じやすいポイントをまとめました。
11月でも、宿泊場所の気温によっては冬用の寝袋が必要です。 特に山間部や標高の高い場所では、夜間の気温が氷点下になることもあります。
寝袋を選ぶ際は、予想最低気温と製品の快適使用温度を比較しましょう。寒さが心配な方は、余裕のある保温性能を備えた寝袋を選ぶと安心です。
電気毛布だけに頼るのではなく、寝袋や断熱マットと組み合わせることが大切です。
寝具を温めるのには電気毛布が便利ですが、電源が切れたり、バッテリーの残量が不足したりする可能性もあります。電気毛布がなくても寒さに対応できる寝具を基本とし、安全な使用方法を守りましょう。
11月の車中泊は、適切な防寒対策と無理のない計画があれば、初心者でも楽しめます。
初めての場合は、比較的温暖な地域にある設備の整ったキャンプ場がおすすめです。寝具や防寒着を十分に準備し、天候が悪化した場合は予定を変更するなど、安全を優先して楽しみましょう。
まとめ|11月の車中泊は寒さに備えて快適に楽しもう
11月の車中泊は、紅葉や秋の自然を楽しめる魅力的な旅のスタイルです。一方で、夜間から早朝にかけては寒いと感じることも多く、寝袋や断熱マット、窓の断熱など、適切な防寒対策が欠かせません。
また、出発前には目的地の最低気温や天候を確認し、安全に車中泊ができる場所を選ぶことも大切です。
L-Camperでは、コンパクトな車体にくつろぎの空間を備えたキャンパーアルトピアーノをレンタルできます。お気に入りの寝具や防寒アイテムを持ち込んで、秋ならではの景色を楽しむ車中泊の旅に出かけてみませんか?
車中泊が初めての方も、ぜひL-Camperのレンタルをご検討ください。

★L-Camperは、公式LINE友達募集中✨
予約時に使用できる10%OFFクーポンを配信しています。
友だち登録は↓から
━━━━━━━━━━━━━━━━━━
📷 L-Camper公式Instagram
ペットとの旅行や車中泊の様子、
キャンピングカーの車内紹介、
おすすめスポットなどを更新中!
▶ フォローはこちら
━━━━━━━━━━━━━━━━━━
#柏 #南柏 #新柏 #流山おおたかの森 #北千住 #金町 #亀有 #八潮 #草加
ご予約はこちら
11月の車中泊は寒い?快適に眠るための防寒対策と注意点
秋の車中泊キャンプを満喫するコツ|服装・寝具・楽しみ方を解説
初めてのドッグランで失敗しない!マナーや注意点、おすすめグッズを紹介
【愛犬とお出かけ】ドッグランや車中泊で大活躍する便利グッズ10選
キャンピングカーで行く夏の避暑地旅|高原で涼しく過ごす楽しみ方